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キャンピングカーを買おう!キャンピングカーのメンテナンス方法について解説

「キャンピングカーのメンテナンス方法は普通乗用車とは違うの?」

車体部分に関しては乗用車と大きく変わりませんが、キャンピングカーには架装部分があります。当然、架装部分も定期的なメンテナンスを行う必要があります。

この記事では、どのようなメンテナンスが必要なのか、キャンピングカーのメンテナンス方法についてご紹介します。

定期的に必要なキャンピングカーのメンテナンス

購入したキャンピングカーの良好なコンディションを保つには、日々のメンテナンスが欠かせません。

居住空間の見える範囲はお掃除していても、外観やエンジン周りのメンテナンスが疎かになっていませんか?具体的にはどんなメンテナンスが必要なのでしょうか?

自分で掃除をする

キャンピングカーはボディが大きいので、ふつうに洗車をするだけでも大変ですが、架装部分のつなぎ目や塗装部分にも気を配りましょう。

割れや欠けも小さいうちなら補修も簡単です。鳥のフンも塗装を傷めるので、普段見ていない屋根もよく点検することをおすすめします。

洗車後はワックスがけをし、ボディの劣化を防ぎます。洗車後は車内を開け放ち、定期的な換気しましょう。

居住スペースはどうしても湿気が溜まりがちです。車内で調理をするキャンピングカーは、食べカスなどもカビの原因になりますので、隅々までキチンと掃除することを心がけましょう。

点検に出す

事故を未然に防ぐため、購入先の販売店もしくは陸運局の認定工場で点検を依頼し、実施します。

・6ヶ月点検   27項目程度の点検
・12ヶ月点検   6ヶ月点検項目+72項目の点検

8ナンバー車の車検サイクルは新車で2年、以降は普通乗用車と同じ2年ごとの車検となります。

使用後に必要なキャンピングカーのメンテナンス

次に、旅行から帰ってきたときに、ご自身で実施できるメンテナンスについてご紹介します。

具体的には、以下の項目について点検を実施することをおすすめします。

・タイヤの点検
・給排水タンクの清掃
・バッテリーの充電
・冷蔵庫の清掃
・トイレがある場合はトイレの清掃

タイヤの点検

まず、タイヤの点検は常に行いましょう。走行距離の多いキャンピングカーは、架装部分が重くタイヤへの負担も大きいため、サイドウォールの細かいひび割れや空気圧に関しては常にチェックが必要です。

キャブオーバータイプではフロント部分も荷重がかかっています。フロントタイヤのバーストはハンドルが取られ非常に危険です。常に点検することで異常を見逃さないようにしましょう。

給排水タンクの清掃

給排水タンクも放置するとカビが発生しますので、給排水タンク内の水を捨て、内部を洗浄し乾燥させます。

バッテリーの充電

出先でサブバッテリーが使えないと、とても不便です。鉛バッテリーは過放電に弱いので、自宅に戻ったら常に充電しておきましょう。

バッテリーの減り具合も使いながら点検しましょう。もしバッテリーの減りが早いと感じたら、それは交換時期です。バッテリーの交換サイクルはおおよそ2年が目安になります。

冷蔵庫の清掃

冷蔵庫も旅行から帰ったら中身を取り出し、掃除をして乾燥させます。冷蔵庫は意外と見過ごしがちですが、取り出し忘れてしまい食品を腐らせてしまうと、異臭が冷蔵庫に残ってしまうことがあります。

トイレの清掃

トイレを装着している車両であれば、トイレも冷蔵庫と同じく旅行から帰ったら速やかに清掃します。最後に天気の良い日に室内を開け放って換気をすれば完了です。

期間別に必要なキャンピングカーのメンテナンス

半年・冬季・1年ごとに必要なメンテナンスは以下の通りです。

半年ごとに必要なメンテナンス

・ワイパーブレード
・エンジンオイル
・タイヤ点検

 ワイパーブレードは消耗品で、定期的に交換が必要となります。エンジンオイルも半年に1度は交換しましょう。タイヤは異常がないか、常にチェックし、空気圧も確認しておきます。

冬季に必要なメンテナンス

・冬用タイヤに交換
・ウォッシャー液の点検

秋に差し掛かったら、冬のドライブの準備を始めましょう。雪の降る地域に住んでいるのであればキャンピングカーであっても、チェーンよりスタッドレスタイヤの装着をおすすめします。

旅先での急な積雪に対応できるスタッドレスタイヤなら、冬の旅でも安心です。ウォッシャー液も凍らないように濃度を濃くしておきます。

年1回必要なメンテナンス

・ラジエーター液の交換
・エンジンオイル
・タイヤ点検
・エアコンフィルター
・ワイパーブレード

1年点検は法定点検となるので専門の点検業者へ依頼しましょう。

年間走行距離の多い人は、1年点検で、ラジエーター液の交換をおすすめします。

ラジエーター液の交換を怠ると、クーラントが劣化し、ラジエーターコアを傷め、更にはウォーターポンプの故障にもつながるので侮どれません。

エンジンオイルも交換します。法定点検ではタイヤの溝の残量をチェックしますので、あとどのくらいタイヤが持つのか、どのタイヤが減っているのかを見てもらえます。

エアコンフィルターも1年に1度が交換サイクルとなります。

ワイパーブレードも消耗品なので6ヶ月点検で交換していないのであれば、1年点検での交換をおすすめします。

まとめ

キャンピングカーは長距離の移動に使うことが多く、走行距離が3000キロにも及ぶことも珍しくありません。

自分でメンテナンスをする習慣をつけておけば、良好な状態を保ち、1台のキャンピングカーと長く付き合っていくことができます。

ぜひ、この記事を参考にキャンピングカーの定期的なメンテナンスを実施してください。

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