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ドライブレコーダーの取り付け費用の相場は?おすすめの業者について解説
いまや安心・安全なドライブに欠かせない存在となっているドライブレコーダー。
現在その普及率は50%以上とのデータもあります。
この記事では、ドライブレコーダーの取り付けを依頼することができる業者と費用相場、DIYが可能なのかを併せて解説します。
目次
ドライブレコーダーを設置するメリット
ドライブレコーダーとは
ドライブレコーダーは、元々事業者の安全運転意識向上のために普及されたものでしたが、近年では「あおり運転」による事故が増加し、一般ドライバーの間にも必要性が広く認識されるようになりました。
ドライブレコーダーは、ダッシュボード上やフロントガラスなどにカメラを設置し、走行中の映像を録画し、記録として残します。
カメラのタイプや映像の出力の方式、画角が広いものから高画質なものまで、実に様々な種類のものがあります。
ドライブレコーダーの主な種類
ドライブレコーダーを設置するメリット
ドライブレコーダーを取り付ける最大のメリットは、交通事故が起きた状況の記録を残せることです。
自動車同士の事故では過失の割合が重要視されるので、相手の過失を証明する際には、客観的な状況証拠があった方が有利に働きます。
ドライブレコーダーの記録があれば、相手の過失を証明できるだけではなく、ご自身に過失がないことを証明することもできます。
また、走行中の運転を録画して見返すことができるので、ご自身やご家族のその日の運転の振り返りや、運転技術の向上にも役立ちます。
ドライブレコーダーの選び方の3つのポイント
ドライブレコーダーを選ぶときに重視すべき3つのポイントについて解説します。
カメラのタイプで選ぶ
ドライブレコーダーを選ぶ際のポイントのひとつは、カメラのタイプです。
まずは、フロントガラス設置タイプのカメラで十分か、前後に2カメラを搭載したいのかを選びましょう。
前後に2カメラを設置したほうが、もしもの時には安心ですが、取り付け難易度は上がるため、工賃は上がります。
カメラはこの2種類以外にも、360度カメラを搭載したタイプや720度カメラを搭載したタイプもありますが、いずれも後方の画質は前後に2カメラ搭載した場合に劣ります。
映像を出力する媒体で選ぶ
ドライブレコーダーで記録した映像ですが、どの媒体に出力してチェックすることを想定していますか。
モニター付きのドライブレコーダーであれば、記録するカメラと一体になっているので、録画した映像をすぐに確認できます。
ナビ連動型は、一体型よりも大きな画面で映像をチェックできる点がメリットです。
ほかにもスマートフォンで確認できるものや、PCに出力することが前提になっているドライブレコーダーもあります。
その他好みの機能で選ぶ
その他にも、ドライブレコーダーには機種によって様々なプラスアルファの機能が付いています。
例えば、4Kなどの高画像にこだわったものや事故発生時の位置情報を正確に記録するためのGPS機能付きのもの、耐熱性のものもあります。
特に真夏は炎天下の下、クルマを駐車しておかなければならない場合もあるので、耐熱温度が60℃以上のものだと作動性の心配をしなくて済むので便利かもしれません。
ドライブレコーダー取り付け費用の相場
ドライブレコーダーの取り付けにかかる工賃は、購入するドライブレコーダーのタイプによって大きく異なります。
また、取り付けをお願いする業者が、カーディーラーなのか、カーショップなのか整備工場なのかによっても工賃に差があります。
カーディーラーに依頼する場合
トヨタや日産、スズキといったカーディーラーに取り付けをお願いする場合です。
カーディーラーにお願いすると、メーカーの純正品を取り付けてもらえます。
新車購入時にドライブレコーダー取り付けを一緒に依頼すれば、安心してお任せすることができるでしょう。
デメリットは、取り付け費用がカーショップや整備工場に依頼する場合と比較して割高なことです。
費用の相場は、本体価格と工賃を併せて約60,000円~になります。
他店で購入したものの持ち込みは受け付けていない場合が多いため、事前にディーラーのホームページ等を確認してみることをお勧めします。
カーショップに依頼する場合
イエローハットやオートバックスといったカーショップで取り付けをお願いする場合です。
カーショップには、様々なメーカーの商品が販売されているので、ご自身の予算や目的に合ったものを選べます。
また、取り付け費用についても本体価格(前後2カメラのタイプのもの)と工賃を併せて約50,000円~と、ディーラーに依頼する場合と比較すると安く済ませることができます。
デメリットは、他店で購入したものを持ち込むと工賃が高く付いてしまう点です。
店舗によってはカーショップに依頼する場合は、店内で購入したものをそのまま取り付けてもらうことをお勧めします。
整備工場に依頼する場合
整備工場に依頼するメリットは、取り付け費用が安く済む点です。
前後2カメラタイプのもので、15,000円ぐらいで取り付けてくれます。
また、他店やネット通販での購入品の持ち込みにも柔軟に対応してくれます。
整備士の方に取り付けを依頼できるので、技術も確かで、こちらの細かいリクエストにも対応してくれます。
デメリットは、整備工場を探す手間がかかることです。
個人店も多く、ホームページを開設していないような業者も多いので、知り合いがいないと、依頼するきっかけをつくるのが難しいかもしれません。
最近では、希望のサービスを入力すると条件に合った業者から見積もりが届くサービスもあるので、そういったものを活用するのもひとつです。
DIYでも設置は可能なのか?
DIYでも設置は可能だが、難易度は高い
ドライブレコーダーが一体型のドライビングレコーダーであれば、比較的簡単にDIYが可能です。
特別な工具も必要ありません。
一方で、操作しにくい位置に取り付けてしまったり、うまく配線を隠そうとして、配線が切れてしまったり、部品を壊してしまうということも考えられます。
購入したドライビングレコーダーの配線が多かったり取り付けの難易度が高い場合には、無理せずに業者へ依頼した方が無難かもしれません。
【業者別】取り付け費用の比較一覧
業者 | 特徴 | 取り付け費用の相場 |
カーディーラー | ・メーカーの純正品を取り付けてもらえる ・割引キャンペーンの時期には取り付け費用分が割引になる場合がある ・他店で購入したドライブレコーダーの持ち込みは受け付けていない店舗が多い | ・本体価格:約35,000円~・取り付け費用:約25,000円~ |
カーショップ | ・複数メーカーの商品を比較できるので、予算や目的に合ったものを選べる・ディーラーに依頼するよりも取り付け費用が安く済む ・他店で購入したドライブレコーダーの持ち込みは、追加費用が発生する場合がある | ・本体価格:約30,000円~・取り付け費用:約20,000円~ |
整備工場 | ・取り付け費用が安い ・他店で購入したドライブレコーダーの持ち込みも柔軟に対応してもらえる ・ホームページで探すのに手間がかかる | ・取り付け費用:約15,000円~ |
DIY | ・最もコスト削減できる ・特別な工具は必要ない ・難易度が非常に高い | ・取り付け費用:約1,000円~ |
まとめ
以上、ドライブレコーダーの取り付けを依頼することができる業者と費用相場、DIYが可能なのかを併せて解説しました。
ご自身のご予算や目的にあったドライブレコーダーを見つけて、安心安全なドライブに役立ててください。
この記事が、ドライブレコーダー選びの参考になりましたら幸いです。