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【2023】お盆休みの長時間ドライブの前に!車両点検のポイント3つ
連日猛暑が続き、本格的な真夏の到来。今年もお盆休みが近づいてきました。数年ぶりに地元への帰省を検討されている方も多いのではないでしょうか。新型コロナの影響で、旅行や外出を控えていたので、長時間のドライブは久しぶり、なんて方も多いかもしれませんね。久々の長時間ドライブ、車が故障して楽しい思い出が台無しになってしまう前に、連休前に点検しておくべきポイントについてまとめました。
目次
2022年お盆期間の渋滞予測
2022年お盆期間の渋滞予測
新型コロナの影響で、2020年、2021年と2年連続で全国的に交通量が減少し、道路が空いている状況が続いてきました。なかでも、2020年のお盆期間は10km以上の渋滞が前年比で6割以上減少し、2005年の日本道路公団民営化以降のお盆期間で、最低の交通量および渋滞回数を記録しました。一方で、今年に入ってから経済活動が活発化していることもあって、2022年のお盆期間の渋滞回数は2019年の水準に戻る可能性がある、と予測されています。
渋滞のピーク
高速道路各社によると、2022年のお盆期間の渋滞のピークは、下り線が8月11日・13日、上り線が8月14日。東名高速で最大50km、東北道・中央道では最大45kmの渋滞が予想されています。
お盆期間は休日割引が使えない
高速道路のETC休日割引を利用すれば、高速道路料金の30%が自動的に割り引かれます。旅費の節約のために、休日割引を活用しようと考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、お盆期間は、渋滞の激化を避けるため、土日祝日(8月11日(木・祝)、13日(土)、14日(日))に利用した場合でも休日割引が適用されないので注意が必要です。
車両点検のポイント3つ
久しぶりの長距離運転の前に、以下の3点を点検してお出かけください。自分でチェックができるものや対策ができるものもあるので、お出かけ前にぜひ確認してみてください。自分でチェックするのが難しい項目に関しては、ガソリンスタンドやカーショップに依頼しましょう。
燃料の量
長距離ドライブの前には、ガソリンを満タンにして出かけましょう。クルマの燃費性能はこの10年でかなり進化しているので、「まだまだ給油しなくて大丈夫」と思ってそのまま走っていたら、高速道路で渋滞に巻き込まれガス欠に…、なんて事態になりかねません。
バッテリー
バッテリーの点検は、バッテリー液の液量のチェックや電圧の確認が必要になりますので、ガソリンスタンドで給油時等に確認してもらうことをおすすめします。
真夏は、特にエアコンを駆使するので、バッテリーへの負担が大きくなります。カーナビ、スマートホンの充電など電装品の使い過ぎに注意しましょう。ライト類や室内灯の消し忘れ、半ドアによる室内灯の点灯はバッテリー上がりの原因になるので、降車時にチェックしましょう。
タイヤ
お出かけの前に、タイヤに溝が残っているか、ひび割れや傷がないか確認しましょう。空気圧の点検は空気圧計が必要になるので、ガソリンスタンドやカーショップなどで点検を依頼しましょう。JAF(日本自動車連盟)によれば、お盆期間中のロードサービス救援で最も多いトラブルはタイヤのパンクということです(2016年調べ)。空気圧が低いと、パンクのリスクが上がります。また、燃費も悪くなります。月に一度の空気圧のチェックをおすすめします。
この他にも、下記の項目を点検しておくとさらに安心です。
・エンジンオイル、ラジエーター液、ウォッシャー液は十分か
・前方後方のライトは灯火できるか
・6歳未満の子どもが乗車する場合は、チャイルドシートは正しく設置されているか
まとめ
お盆の連休前に、点検しておいた方がいいポイントを3つご紹介しました。我が家では、数か月前左側後方のブレーキランプが切れてしまい、交換まで冷や冷やしながら運転しました。ライト類の球が切れて点灯しない場合は、灯火類の罰則に該当し、違反点数1点、罰則金額7000円が科せられますので、注意が必要です。お出かけ前の点検で、2022年のお盆休みをトラブルなく楽しく過ごせますように。この記事が参考になれば幸いです。